牛の赤身肉はダイエットにも最適のお肉ですけど、焼くとかたくなってしまいませんか?
凄く高いお肉なら柔らかいかもしれないですが、そんなお肉は滅多に食べれません。
そこで、牛赤身肉をやわらかく焼く方法を紹介します。お肉にあうステーキタレも一緒に紹介します。
牛赤身肉をやわらかく焼く方法
時間があればやっておきたい下準備
お肉を明日食べる!!
と時間に余裕があるなら、ステーキ屋さんでもやっている下準備をしておきます。
バットにお肉を並べ、そこに輪切りの玉ねぎをのせます。
そしてお肉が浸かるくらいのサラダ油を入れ、一晩冷蔵庫で寝かせると、熟成肉のようになって柔らかくなり、肉の臭味もなくなります。
TV番組でこの下準備をしたお肉と高級お肉の食べ比べをしていたんですが、高級お肉ばかり食べているセレブ主婦が、何人も安いお肉の方が美味しいと回答してました。
うちでも試してみましたが、サラダ油に一晩浸けておくだけで柔らかさが全然違いましたよ。
牛赤身肉の焼き方
牛肉は冷蔵庫から出して、そのまま焼くのはNGです。
2㎝以上の厚みがあるお肉は、肉が冷たいと火の通りが悪くなります。
焼く30分ほど前に冷蔵庫から出して常温に戻して焼きます。
その際はしっかり熱したフライパンを使います。
好みや料理によって焼き加減は違いますが、どの焼き方にも共通するポイントは、肉を裏返すのは1回だけということです。
何回もお肉をひっくり返していると肉汁が逃げてしまい、ジューシーな仕上がりになりません。
とにかくじっと我慢して1回だけ裏返すようにします。
牛肉の場合は、焼いたあと少しねかせるのがポイントです。
焼き終わったらアルミホイルで肉を覆い、冷めないようにして3~5分ねかせます。
こうすることで、厚切り肉も余熱でしっかり中まで火が通り、ジューシーに仕上がります。
ステーキたれのレシピ
【ねぎ塩レモンソース】4人分
フライパンにごま油大さじ4とみじん切りにした長ねぎ100g、
小口切りにした赤唐辛子1/2本分を熱します。
しんなりしたら、水1カップ、鶏がらスープの素小さじ2、塩小さじ1/2を加え
沸騰したら火を止めます。レモン汁大さじ1とあらびき黒こしょうを適量混ぜて出来上がり。
【マスタードバーベキューソース】4人分
ボウルに中濃ソース・ケチャップ各大さじ4、フレンチマスタード大さじ2
はちみつ小さじ2を混ぜ合わせて出来上がり。
【おろしトマトポン酢たれ】4人分
トマト大1個は角切りにしてボウルに入れ、塩小さじ1、おろしニンニク・コショウ各少々
ごま油大さじ2を加えて混ぜます。
大根おろし大さじ6の水気を軽く切り、ポン酢しょうゆ大さじ4~6とボウルに加えて
さらに混ぜて出来上がり。
【和風きのこクリーム】
しめじとエリンギを合わせて200gを2cmの長さに切ります。
フライパンにバターを30g熱してきのこ類を炒め、めんつゆ(3倍濃縮)大さじ3
砂糖小さじ2を全体にあわせます。
水分が飛んだら、生クリーム120㏄を加え、とろみがつくまで火にかけ
塩と粗びき黒こしょうをお好みで振り入れて出来上がり。
まとめ
牛赤身肉はとにかく余熱で焼きましょう!
中まで火が通っていないと心配になる肉の焼き加減。
でも牛肉は、豚肉や鶏肉と違い、火をしっかり通すのは表面だけでいいです。
- 肉は常温に戻す
- アルミホイルに包んで余熱で焼く
このポイントをしっかり押さえれば、軟らかくおいしいお肉に焼きあがります。1度試してみませんか?