40代になって、どんどん体の疲れが取れにくくなってないですか?
この年代になると、体の疲れの原因は体力低下だけじゃないですね。
仕事や家事や子供のことで、体も心も疲れやすいです。
毎日の疲れが蓄積すると大変です。そこで体の疲れを取る方法を紹介します。色んな原因別のリラックス方法を試して今日からスッキリしましょう!
いつリラックスするといいの?
私達の体は自律神経の働きでスムーズに動いています。
日中は交感神経の作用で活動的に、夜は副交感神経の作用でリラックスモードになります。
忙しくてこのバランスが崩れると、夜に熟睡できなくてどんどん疲れがたまります。
そこでリラックスにいい時間帯は、夜になります。
特に疲れた日は意識して夜にリラックスする時間を作ると、体のリズムが整って疲れがスッキリ取れますよ。
疲れの原因は?
疲れは、体や心や睡眠の不調が原因になります。
体がこわばる
無理な姿勢でやってしまっている家事や育児は、筋肉疲労のもとになります。
また、仕事などのデスクワークで座りっぱなしになるのも、肩こりや腰痛の原因になります。
そんな体をリラックスさせるには、体をほぐすことが大事です。
心が疲れる
人間関係からくる悩みやストレスも疲れの原因です。
40代になると、子供もある程度大きくなってきて受験などの心配もありますね。
子供のことなのに親があれこれ心配しすぎて心が疲れやすくなります。
そういう時は、夜にリラックスしてホッとすることで、気持ちを楽にできます。
睡眠の質が悪い
ただ寝るだけでは疲れは取れません。
特に睡眠の質が重要です。
寝る前に心身をほぐしてリラックスすれば、いい睡眠を取ることができますよ。
それでは、それぞれの原因を解消するリラックス法を紹介しますね。
体をほぐすリラックス法
体の疲れは、ちょっとケアするだけで全然違います。
特に、肩こり・腰痛・足のむくみは疲れによるものが多いです。
ストレッチやマッサージで血行をよくしてラクになりましょう。
全身ほぐしストレッチ
【1】椅子に座り、右腕を垂直に上げてひじを曲げる。ひじを左手で左側に押すように5秒間伸ばす。
【2】頭の左側に右手を添えて軽く力を入れ、首を右に倒す。(肩は水平のまま)5秒間キープする。
【3】息を吐きながらゆっくり上半身を右にひねる、背もたれに両手をかけ、5秒間キープする。
左右を入れ替えて、【1】~【3】を繰り返します。
足のアロママッサージ
- キャリアオイル・・・5cc
- アロマオイル・・・1滴
キャリアオイルには、グレープシードオイル、ホホバオイル、スイートアーモンドオイル、オリーブオイルなどを使い、アロマオイルは、鎮静作用のあるラベンダーやオレンジのオイルがおすすめです。
キャリアオイルにアロマオイルを加えて手に取り、足の指を軽くもんで、ふくらはぎをまんべんなくなでます。
ツボでむくみを取る
足のマッサージの合間に、ツボを押すとむくみが取れやすくなります。
押すツボは承山(しょうざん)です。
アキレス腱に指を置いて、そのまま上に滑らせて、筋肉の下側にぶつかるところが承山です。親指で3秒ほど強めに押します。
お風呂でストレス解消リラックス
体を温めて血行を良くして疲れを取るためには入浴がおすすめです。
自律神経を整えるためにも、シャワーではなく毎日湯船につかりましょう。
せっかく入浴するなら、自律神経を整えるだけじゃなく、ストレス解消に良い入浴方法を紹介します。
電気を消して湯船につかる
浴室の電気を消して、静かにお風呂に使っていると、深くリラックスすることができます。
電気を消して真っ暗にすると、視界がさえぎられて五感が研ぎ澄まされます。
瞑想のように精神の乱れも整えてくれるのでおすすめです。
主婦って忙しくて、瞑想なんてできないですよね。でも、お風呂に浸かる時に電気を消せば、一石二鳥ですよ。
湯船に浮かぶ
子供の時に湯船にぷかーっと浮かんで、ゆらゆらしていると気持ちがいいなぁって思ったことがないですか?
これを今やってみましょう。
頭と両肘をバスタブのふちに乗せて、脚を軽く曲げて大きく息を吸ってください。そうすると、大人でも体が浮かせられます。
湯船に浮かぶことは、胎児が羊水に浮かんでいるのと同じような状態で、安らぎが得られてストレスも和らぎます。
寝室で快眠
疲れを次の日に持ち越さないように、良質な睡眠を取ることが大事です。
そのために、寝室では体を寝るモードに変えないといけないです。この切り替えが上手くいかないと睡眠の質が悪くなるので、気をつけてくださいね。
寝る前のリラックス法は、自分に合った方法を毎日やったほうがいいです。いくつか紹介するので、これだ!と思うものを続けてください。
ホットワインを1杯
寝る前にお酒?って主婦には敬遠してしまいそうですが、体が冷えて寝付きづらい時はホットワインがおすすめです。
ワインに砂糖少々、オレンジやシナモンなどのスパイスを入れて弱火で温めて飲むと、自然と眠りに誘われます。
ワインが無理な場合は、ホットミルクもいいですよ。
枕元にアロマを置く
アロマオイルの原液を1滴、ティッシュに染み込ませて枕元に置くと、緊張がほぐれてぐっすり眠れます。
おすすめのアロマは
- ラベンダー
- オレンジ
- マジョラム
です。
顔を手で温める
寝る前に気持ちが高ぶってしまっている時は、お湯で温めた両手で10秒ほど顔を包んで深呼吸をします。
手の温かみはリラックス効果があるので、ぐっすり眠ることができますよ。
まとめ
1日中、仕事や家事や育児などで忙しい主婦は、自分の時間を作ってゆっくりするということは難しいです。
でも5分でもいいので、自分に合ったリラックス法を続けて、毎日の疲れをリセットしてみてくださいね。